各自治体へ「奨学金制度の拡充に関する要請」申し入れ

2016年4月7日

 連合花巻北上地域協議会は、3月18日(金)北上市に対して、学生が奨学金返済により生活困窮に陥り「貧困の連鎖」を継続させないために、高額化する学費の是正や、無利子奨学金や給付型奨学金の導入など、奨学金制度の充実・改善に向けた取り組みとして「奨学金制度の拡充に関する要請」の申入れをおこなった。

 要請事項は、高等学校においての奨学金制度の周知・広報の徹底と、大学など高等教育を対象とした「無利子奨学金」の拡充や「給付型の奨学金」の導入を求めました。

 このなかで、「学費の上昇、保護種の収入低下が続き、奨学金を借りなければ大学に通うことが困難となっている。大学卒業後、3人に1人が非正規雇用、8人1人が滞納や猶予状況となっている」と、要請の経緯や奨学生の現状を説明しました。

 髙橋敏彦市長からは、「学生が市内に就職・定着する場合に奨学金返還の一部を免除する制度を検討している。来年度に制度の拡充に向けた制度づくりをやりたい。全てを返さなくても良い策を考えていく」との見解がありました。

 また、23日には、花巻市と西和賀町に対しても、同様の内容で「奨学金制度の拡充に関する要請」の申入れをおこなった。

 なお、各自治体では既に「無利子奨学金」の制度が導入されていましたので、引き続き可能な限りの「奨学金制度の拡充」と「給付型の奨学金」の導入を求めました。

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