気仙地協 教職員と子どものゆたかな教育環境づくりを

2017年6月30日

 連合岩手「クラシノソコアゲ長時間労働是正」キャンペーン<第2弾>の街宣車は、盛岡市を6月17日にスタートし、25~26日の両日には気仙地域一円を廻り、長時間労働の現状を訴え、働く者の力と行動で職場と地域から労働時間と働き方に関する新たな常識と歴史をつくりだすための協力をお願いした。また、6月15日の参議院本会議において「組織犯罪処罰法等改正案」が可決・成立したことから、この法案が抱える問題点を訴えて街頭演説・街宣行動を展開した。

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 現在、毎年100人を越える労働者が過労死と認定されており、改善が進んでいるものの、長時間労働は、脳・心臓疾患、過労死・過労自殺、精神疾患をはじめ、働く人たちの心と体をすり減らしている現状がある。

 電通の過労死事案により長時間労働が大きな社会問題化すると同時に、連合総研の「教職員の働き方と労働時間の実態に関する調査」や文科省の「教員勤務実態調査」の結果公表により、教職員の働き方の問題もクローズアップされた。文科省の調査結果では、1ヶ月あたりに換算すると、時間外勤務時間数は、厚労省が過労死の労災認定の目安としている月80時間を平均値で優に超えることになり、教員の勤務実態は限界に達していると言わざるを得ません。

 岩手県内では、2012年に脳疾患で亡くなった教員が、昨年11月に公務災害に認定され、恒常的な長時間労働と過密な職務内容がその原因とされた。このような働き方は、被災者個人の特別な事例ではなく、いつ誰が倒れてもおかしくない状況であることが証明された形となっている。